Album Review "C"#2
アルバム・レビュー"C"その2



Colin Blunstone
"One Year"
Produced by Chris White
& Colin Blunstone ('71)
1,3&7 Written by Rod Argent
/Chris White
2 by Tim Hardin
4,5,8&9 by Colin Blunstone
6 by Mike D'Abo
10 by Denny Laine

1.She Loves The Way They Love Her
(
彼女はみんなの愛し方が好き)
2.Misty Roses
3.Smokey Day
4.Caroline Goodbye
(
さよならキャロライン)
5.Though You Are Far Away
(
君は遠く離れているけど)
6.Mary Won't You Warm My Bed
(
メアリー、ぼくのベッドを暖めて)
7.Her Song(
彼女の歌)
8.I Can't Li
ve Without You
(
きみなしでは生きられない)
9.Let Me Come Closer To You
(
きみの側へ行かせて)
10.Say You Don't Mind
(
構わないと言って)

関連項目
The Zombies "Odessey & Oracle"

邦題は『一年間』。
ビートルズを聴き終ったらアフター・ビートルズ、ゾンビーズを聴き終ったらアフター・ゾンビーズ、という訳でもないけど、元ゾンビーズのボーカリスト、コリン・ブランストーンの71年のソロ。

SSWというのは何の略なのか最初分からなかったけど、BBSというのは未だに分からない。ボニョっとした美人が寿司を食う。武装した貧乏人が寿司をよこせと要求。不器用だがボインな寿司職人。(なんで寿司なの?>おれ)

と、一人遊びをしてしまったが、いかにもSSWの名盤という趣のこのアルバム。隠れた名盤という誉も高くて、あちこちの文章で見掛ける。ジャケもなんとなくいい。淡い感じでね。同じく元ゾンビーズのクリス・ホワイトとロッド・アージェントがプロデュースを担当。
この人のボーカルは本当に味がある。それが繊細なストリングス・アレンジで堪能しまくれる。SSWとは言っても、ギターでポロりーんとか、ピアノをポロろーんという感じではない。音数は少ないが、アレンジ自体も楽しめる。

とくにゾンビーズ・バージョンもある[1](発表はこちらの方が先)、けだるげな[4]、火曜日サザエさんのようなアレンジの[6]は素晴らしい。駄曲は、無い。[4][6]ともアレンジはトニー・ヴィスコンティ―なのだが、彼を起用したのはよく分かる。この2曲に限らず、弦の使い方に非常にこだわったアルバムなのだ。
(ところでトニー・ヴィスコンティ―がメリー・ホプキンの旦那だと最近知りました。ただ、今はどうだか知らない。誰かご存知の方教えてください)

そして[10]の作者は何とデニー・レイン。ムーディー・ブルース脱退後の67年に_ソロ名義で出したシングル(『ザ・ロック・サバイバー』や『ザ・サウンド・オブ・デニー』で再演)。本人バージョンは全然売れなかったようだけど、コリン・バージョンは全英15位のヒット。確かに美しい仕上がりである。

ところでこのコリン・ブランストーン、ゾンビーズ解散後、ニール・マッカーサーという名前で何枚かシングルを出しているんだけど、どういうねらいだったのでしょうか。(うらわ)

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