| 邦題は『一年間』。
ビートルズを聴き終ったらアフター・ビートルズ、ゾンビーズを聴き終ったらアフター・ゾンビーズ、という訳でもないけど、元ゾンビーズのボーカリスト、コリン・ブランストーンの71年のソロ。
SSWというのは何の略なのか最初分からなかったけど、BBSというのは未だに分からない。ボニョっとした美人が寿司を食う。武装した貧乏人が寿司をよこせと要求。不器用だがボインな寿司職人。(なんで寿司なの?>おれ)
と、一人遊びをしてしまったが、いかにもSSWの名盤という趣のこのアルバム。隠れた名盤という誉も高くて、あちこちの文章で見掛ける。ジャケもなんとなくいい。淡い感じでね。同じく元ゾンビーズのクリス・ホワイトとロッド・アージェントがプロデュースを担当。
この人のボーカルは本当に味がある。それが繊細なストリングス・アレンジで堪能しまくれる。SSWとは言っても、ギターでポロりーんとか、ピアノをポロろーんという感じではない。音数は少ないが、アレンジ自体も楽しめる。
とくにゾンビーズ・バージョンもある[1](発表はこちらの方が先)、けだるげな[4]、火曜日サザエさんのようなアレンジの[6]は素晴らしい。駄曲は、無い。[4][6]ともアレンジはトニー・ヴィスコンティ―なのだが、彼を起用したのはよく分かる。この2曲に限らず、弦の使い方に非常にこだわったアルバムなのだ。
(ところでトニー・ヴィスコンティ―がメリー・ホプキンの旦那だと最近知りました。ただ、今はどうだか知らない。誰かご存知の方教えてください)
そして[10]の作者は何とデニー・レイン。ムーディー・ブルース脱退後の67年に_ソロ名義で出したシングル(『ザ・ロック・サバイバー』や『ザ・サウンド・オブ・デニー』で再演)。本人バージョンは全然売れなかったようだけど、コリン・バージョンは全英15位のヒット。確かに美しい仕上がりである。
ところでこのコリン・ブランストーン、ゾンビーズ解散後、ニール・マッカーサーという名前で何枚かシングルを出しているんだけど、どういうねらいだったのでしょうか。(うらわ) |